ホビージャパンが10月に発売した『優駿図鑑』に批判が殺到している。
優駿図鑑とは?
優駿図鑑とはホビージャパンが10月4日に発売した競走馬の図鑑
70頭の競走馬が写真と血統さらに解説付きで紹介されており、馬同士の関係がわかる相関図まで掲載
往年の競馬ファンだけでなく、最近興味を持ち始めた人も楽しめる。
という触れ込みで売り出された本
発売直後から指摘が相次ぐ
しかし発売直後から誤植や誤情報などの指摘が相次いだ
具体的には
トウカイテイオーが16年の菊花賞を勝ったことになっている
ディープインパクト・オルフェーヴル・コントレイルが収録されていないのは不自然
キタサンブラックがディープインパクト産駒と紹介されている
その他にも各所に細かい間違いが目立つがこれ以上は割愛
失礼な文章も
誤植や誤情報だけならここまでの騒ぎにはならなかっただろう
優駿図鑑には競馬ファンの怒りを買う記述があった事も非難される一因だ
高松宮記念は地味なGⅠタイトル
障害競走について「愛想を尽かされた馬の行く末」
イナリワンはイナリウンに見間違える
これ以外にもネット上には様々な指摘があるがこれ以上は割愛
誰が書いたの?
馬券攻略雑誌『競馬王』とJRAの『優駿』のライターだと判明
優駿のライターが担当したページに関しては無難な記述にまとまっているとまずまずの評価
優駿図鑑を絶賛した人達
批判的な意見が大勢を占める中、優駿図鑑を絶賛した人達がいる事も事実だ
10/4に発売された『優駿図鑑』(ホビージャパン発行)、読みました。収録されている名馬はもうハッキリ言いましょう、ウマ娘のモデル馬たちです。 その馬たちのコラムやデータ、小ネタ、その時代の競馬史の出来事、相関図などを、色鮮やかで見やすいデザインでまとめてあります。オススメです! pic.twitter.com/DnYuHxRZYg
大田区区議会議員おぎの稔氏
最近、ふとしたきっかけで、競走馬に今までの人生で一番関心を持つ事になっていたので、ホビージャパン様から発売の「優駿図鑑」を読ませて頂きました。 競争馬達がどのような名勝負を繰り広げたのか。名馬達の関係、戦いの歴史など遅れながら当時の熱狂に思いを寄せたいですね。
その後のホビージャパンの対応
『優駿図鑑』をご購入いただき、誠にありがとうございます。 ご連絡いただいております『優駿図鑑』内の誤植につきまして、ご指摘頂いた点を含め内容を精査し今後正誤表を出させていただきます。 ご迷惑をおかけ致しておりますこと、心よりお詫び申し上げます。 2021年10月6日 優駿図鑑編集長
どうやら正誤表を出すみたいですね。
まとめ
優駿図鑑は誤植、誤情報、競走馬に失礼な記述が多く
往年の競馬ファンや最近競馬に興味を持った人にはオススメできない。
競走馬のことを知りたいならJRAから発行している『優駿』がオススメ
ホビージャパンは今後も競馬関係の本を出版するとの事なので
今度は正確な情報に基づいたきちんとした本を出してほしいですね。
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